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4月15日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容

心室中隔欠損症では、左右短絡により肺血流量は増加するか、減少するか
解答 増加する
解説
心室中隔欠損症とは、左心室と右心室の間にある心室中隔に穴が開いている状態。

左心室は全身へ血液を送り出す役割をしているため、右心室より高い圧で収縮している。(左心室:100-140㎜Hg、右心室:15-20㎜Hg)そのため、左右短絡により血液が左心室から右心室へ流入してしまうため、肺血流量は増加する。

左心室は、通常の仕事量に加えて左右短絡を通り循環している余計な血液も駆出するため、負荷が増大し、左心房・左心室は拡大し、心拡大を来すことがある。

また十分な全身に血液量が得られないため、活動量が増加することにより、呼吸状態の悪化を来す可能性もある。

 

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