心臓・不整脈に関連するおすすめ看護セミナー
心疾患は依然として日本人の主要な死因の一つであり、その中でも不整脈に関する正しい理解と対応は、医療従事者にとって極めて重要です。本セミナーでは、最新の診断・治療法から日常診療で直面する実践的な対応まで、第一線で活躍する専門医がわかりやすく解説します。
忙しい医療現場でも無理なく学べるよう、オンライン配信形式を採用。インターネット環境があれば、時間や場所を問わずご視聴いただけます。心電図の読み解きや薬物療法の基礎、不整脈の種類と治療戦略など、今すぐ役立つ内容を体系的に学べるこの機会を、ぜひお見逃しなく。
不整脈看護への入門 私と患者さんが安心できる看護をめざそう
患者の命を守る!循環不全と不整脈の病態を深く理解し、心電図を読み解く実践セミナー
医療現場で、患者さんの循環動態や心電図の異常を正確に読み解くことは、適切な治療とケアに直結し、時には患者さんの命を救う判断に繋がります。しかし、「心電図の波形が読めない」「循環不全の病態を深く理解できていない」といった不安を抱える看護師の方も多いのではないでしょうか。
このセミナーは、循環不全の基礎から不整脈の徹底解剖まで、患者さんの心臓と全身で何が起きているのかを深く理解するための知識とスキルを体系的に学ぶことができます。
具体的には、
- 循環不全の正常と異常な循環動態を比較し、病態発生のメカニズムを紐解きます。
- 心電図の正常な洞調律を理解し、その後の異常を判別する土台を築きます。
- 心拍出の正常な流れを把握し、全身への血液供給の重要性を再確認します。
- トレンドグラフの活用方法を学び、長時間の経緯から患者さんの微妙な変化を捉える観察力を養います。
- 徐脈性不整脈(洞性徐脈、SSS、房室ブロック)と頻脈性不整脈(洞性頻脈、PAC、AF、AFL、PSVT、PVC/VPC)について、それぞれの解剖生理、具体的な所見、そして治療法を徹底的に掘り下げて解説。身体の中で何が起こっているのか、
- どのような影響が出るのかを明確にします。
- **致死性不整脈(VT、VF)**に焦点を当て、実際の患者事例を豊富に用いることで、過去と現在の心電図から未来のリスクを予測し、早期発見・早期介入に繋げる実践的なアプローチを学びます。
本セミナーは、心電図や循環動態に対する苦手意識を克服し、患者さんの急変サインを見逃さない確かな知識と判断力を身につけたいすべての看護師におすすめできる内容です。
明日からの臨床で、自信を持って患者さんの循環管理に取り組めるようになることを目指しましょう。
心臓手術後の看護を完全マスターする「術後看護の基礎から実践」シリーズ
心臓手術後の患者さんのケアは、術直後から退院まで、多岐にわたる専門知識と細やかな観察が求められます。予期せぬ変化に迅速に対応し、患者さんの回復を力強く支えるためには、段階に応じた正確な病態理解と看護実践が不可欠です。
「術後看護の基礎から実践」シリーズでは、心臓手術後の患者さんを受け持つ看護師が、自信を持ってケアを提供できるよう、術直後から一般病棟での管理、そして退院までを一貫して学べるよう構成されています。
各セミナーのポイント
心臓血管外科医から学ぶ 心臓術後ケアの要点・術直後から術翌日まで
心臓手術直後から術翌日までの治療プロセスと、この期間の病態理解に焦点を当て、根拠に基づいた看護ケアの基礎を固めます。
心臓血管外科医から学ぶ 心臓術後ケアの要点・術翌日からICU退室まで編
ライン管理やドレーン抜去といった具体的な処置から、手術を受けた身体の反応過程、さらには大動脈弁狭窄症・僧帽弁狭窄症、冠動脈疾患、大動脈瘤、急性大動脈解離といった主要疾患ごとの病態を深く掘り下げていきます。急性期における全身の評価方法も網羅し、患者さんの全体像を捉える力を養います。
心臓血管外科医から学ぶ 心臓術後ケアの要点・ICU退室後から退院まで
一般病棟での管理に移行し、抗血小板薬・抗凝固薬、抗不整脈薬、降圧薬、利尿薬、糖尿病薬といった術後投薬の調整について詳しく解説します。術後心房細動などの術後評価のポイントや、患者さんが安心して退院できるよう、退院に向けた準備までを学ぶことができます。
心臓手術後の患者さんの複雑な病態生理を段階的に理解し、循環動態の評価、薬剤管理、そして全身管理の知識とスキルを習得することで、より質の高い看護実践へと繋げることができます。
患者が安心して生活するための支援方法 慢性心不全とは 〜患者が安心して生活するための支援方法〜
心不全患者を支える!病態理解から行動変容支援までを学ぶ実践セミナー
心不全は、患者さんの生活の質に大きく影響し、再入院を繰り返す可能性のある慢性疾患です。看護師として、心不全の複雑な病態を理解し、単に治療を施すだけでなく、患者さん自身が疾患と向き合い、生活習慣を改善していくための「行動変容」をどう支援するかが非常に重要となります。
このセミナーでは、心不全看護に求められる知識とスキルを多角的に学ぶことができます。
- 心不全の基礎病態
- 心不全の定義や病態生理、そしてRAA系、バソプレシン系、自律神経系といった関連するシステムについて深く掘り下げて解説します。
- 心不全を引き起こす疾患
- 弁膜症、心筋梗塞、不整脈、心筋症など、心不全の原因となる様々な疾患について理解を深めます。
- 心不全の急性期・慢性期の違いと治療
- 各病期の特性と、慢性心不全の治療法、心不全の経過、服薬遵守(アドヒアランス)、自己管理の重要性、そして増悪を予防するための具体的なアプローチを学びます。
- 心不全患者の行動変容支援
- 早期介入のために何を観察すべきか、行動変容理論(疾病軌跡、健康信念モデル、行動変容ステージモデル、自己効力感、コントロールの所在)に基づいたアプローチ、動機づけ面接、そしてACP(アドバンス・ケア・プランニング)の概念と実践について学びます。
- 退院支援と事例検討
- 退院に向けた計画の立て方や、実際のケーススタディを通じて、学んだ知識を臨床現場でどのように活かすかを具体的に検討します。
このセミナーは、心不全の病態生理を深く理解し、患者さん自身が疾患と向き合い、主体的に生活を管理できるよう支援するための実践的なスキルを習得したいすべての看護師に最適な内容です。患者さんの生活の質向上と再入院予防に貢献するための、確かな知識と支援技術を身につけましょう。