患者が安心して生活するための支援方法
慢性心不全とは 〜患者が安心して生活するための支援方法〜

毎年、心疾患のうちの4割の約7万人の方が心不全で亡くなっているとされています。急性期から慢性期まで幅広く関わることのあり、既往に心不全があるという患者さんも多く、循環器のみならず、多くの診療科でも関わることがある循環器におけるメジャーな疾患の一つと言えます。
慢性心不全は治療では、自宅で療養される患者さんの協力が必須です。しかし、なかなか行動変容に繋がらず、頭を悩ませている看護師の方も多いのではないのでしょうか。今回は、慢性心不全の基本(病態生理)から学び、どのように患者さんへの介入を行っていくかというポイントを事例を交えながらわかりやすく解説していきます。
セミナーの目標
- 慢性心不全の病態生理に関して理解することができる
- 慢性心不全患者の行動変容のための支援について理解することができる
セミナーの内容
- 心不全の基本的な病態
- 心不全とは
- 心不全の病態生理
- RAA系
- バソプレシン系
- 自律神経系
- 心不全をきたす疾患
- 弁膜症
- 心不全をきたす疾患と治療
- 心筋梗塞
- 不整脈
- 心筋症
- 急性期と慢性期の違いについて
- 慢性心不全の治療について
- 心不全の経過
- アドヒアランスとコンプライアンス、セルフマネジメント
- 増悪予防のためには
- 心不全患者の行動変容のための支援
- 早期対応するために何を見ていけばよいか
- 行動変容理論
- 病みの軌跡
- 保健信念モデル
- 行動変容ステージモデル
- 自己効力感
- ローカス・オブ・コントロール
- 動機付け面接法
- ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
- ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
- 退院調整
- 事例で考える①
- 事例で考える②
講師
森 勇介
東京慈恵会医科大学附属葛飾医療センター 主任
慢性心不全看護認定看護師
慢性心不全は自宅で生活される患者さんの協力が必須です。そのため、患者さんが安心して退院し、自宅で療養されるための支援方法についてお伝えしたいと思っています。
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