訪問看護は、看護師一人ひとりの判断力と行動力が問われる、極めて専門性の高い現場です。
しかし実際には、「現場で相談できる相手がいない」「判断の根拠を学ぶ機会が少ない」「一人で悩みを抱えてしまう」といった声が多く聞かれます。 特に、状態変化に気づき、根拠を持って対応するための“臨床推論”や“フィジカルアセスメント”のスキルは、実践でこそ磨かれるものであり、独学では限界があります。 それでも、在宅医療のニーズは年々高まり、医療的ケアの必要な方を支える現場は広がり続けています。
今回は訪問看護従事者向けのおすすめセミナーを紹介いたします。

現場で役立つ！訪問看護師のためのフィジカルアセスメント講座

訪問看護の現場で欠かせない「臨床推論」と「フィジカルアセスメント」の基礎を、実践的に学べる勉強会です。利用者の状態変化にどう気づき、どう判断し、どう動くか。事例を通して、訪問先での不安や迷いを少しでも減らすヒントを得られます。看護師一人で抱え込まず、知識と視点を共有し合える場として、ぜひご活用ください。

「バイタルサイン」からはじめる訪問看護のフィジカルアセスメント

訪問看護の場面で見逃したくない“わずかな異変”。本セミナーでは、日々のバイタル測定を「なんとなくの確認」から「根拠ある観察」へ変える視点を学びます。判断材料が限られる在宅の現場だからこそ、基本に立ち返り、アセスメントの質を高めるスキルを身につけましょう。新人・中堅問わず、すべての訪問看護師におすすめの内容です。

訪問看護における災害看護とBCP

訪問先でのバイタル測定やモニター確認の場面で、心電図を読む力はますます求められています。「なんとなく」で見ていた波形に、意味を持たせられるようになることで、対応力に自信がつきます。心電図が苦手な方、復習したい方にぴったりの内容で、在宅での急変対応にも役立つ基本をしっかり押さえます。

「なんとなくの観察」から卒業！在宅で活かすフィジカルアセスメント

在宅だからこそ重要になる、観察の「質」。本セミナーでは、訪問看護に特化したフィジカルアセスメントの視点を学び、状態変化を早期にキャッチする力を育てます。「気になるけど、はっきり言えない…」そんな場面で、自信を持って根拠ある判断ができるよう、一緒に学んでみませんか？

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