心胸郭比(CTR)の評価として正しい説明はどれか。
- 肺野の透過性を数値化した指標である
- 心臓の機能を直接評価する検査である
- 心臓の大きさを胸郭との比で評価する指標である
- 縦隔陰影の幅のみを比較する指標である
回答
3:心臓の大きさを胸郭との比で評価する指標である
解説
心胸郭比(CTR)の基本
CTRは、胸部X線写真において心臓の横径と胸郭の内径を比較した指標です。一般的に一定値を超えると心拡大が疑われ、循環状態の評価に役立ちます。
数値の意味を理解する
CTRの増大は心不全や体液過剰などの可能性を示唆しますが、必ずしも心機能そのものを表すわけではありません。そのため、バイタルサインや症状と併せて解釈することが重要です。
看護の視点での活用
CTRが大きい場合、呼吸困難感や下肢浮腫、尿量変化などの観察がより重要になります。画像を数値として捉え、それを看護観察につなげる視点を持つことが、安全で質の高い看護ケアにつながります。
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