外傷看護において、傷病者の家族への対応として適切なものはどれか。
- 不安を与えないため、情報は最小限に留める
- 医療者の判断を説明せず、結果のみを伝える
- 家族の心理状態を把握し、必要に応じて支援を行う
- 看護師が単独で全ての説明を行う
回答
3:家族の心理状態を把握し、必要に応じて支援を行う
解説
外傷看護と家族看護
外傷は突然発生するため、家族は強い不安や混乱、ショック状態に陥りやすい状況にあります。この心理的危機に対し配慮することは、外傷看護の重要な要素です。
看護師に求められる関わり
看護師は、家族の表情や言動から心理状態を把握し、適切なタイミングで情報提供や声かけを行います。全てを詳細に説明する必要はありませんが、理解可能な言葉で状況を伝えることが信頼関係の構築につながります。
チーム医療の視点
家族対応は看護師一人で抱え込むものではなく、医師や医療ソーシャルワーカーなどと連携して支援することが重要です。記録を残すことで、支援の継続性と法的な説明責任も担保されます。家族看護は傷病者ケアの延長線上にある重要な実践です。
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