急変時の家族への看護として最も適切な対応はどれですか?
- 家族には状況を知らせず、処置が終わってから説明する
- 専門用語を中心に説明し、医学的詳細をすべて伝える
- 家族の心理状態に配慮しつつ、必要な情報をわかりやすく伝える
- 家族に不安が生じるため、状態の説明は一切行わない
回答
3: 家族の心理状態に配慮しつつ、必要な情報をわかりやすく伝える
解説
急変時は家族も強い不安、恐怖、混乱などの心理的負担を抱えます。そのため看護師は、家族の心理状態に配慮しながら情報提供を行う役割を担います。ただし、情報提供は医学的詳細を無制限に伝えることではなく、状況を正しく理解できるよう整理した内容を伝えることが求められます。
配慮すべきポイントとしては以下があります。
- 専門用語を避け、平易で理解しやすい言葉を使う
- 家族の表情や反応を観察し、必要に応じて説明の速度や内容を調整する
- 不安を否定せず、支える姿勢を示す
- 医療チームの対応状況や今後の流れを簡潔に伝える
状況を知らせない、あるいは専門用語での詳細説明は家族の理解を妨げるため不適切です。よって、選択肢3が正解となります。
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