チームで急変対応を行う際、「発見者」が最初に行うべき行動として正しいのはどれですか?
- 自分で判断し、単独で処置を開始する
- 周囲への報告と応援要請を行いながら、子どもの安全確保に努める
- 急変が確定するまで誰にも知らせない
- 応援者の到着を待ってから観察を始める
回答
2: 周囲への報告と応援要請を行いながら、子どもの安全確保に努める
解説
急変対応では「最初に状況を発見した人」の役割が非常に大きく、初動の質によって子どもの予後が大きく変わる可能性があります。発見者は、急変の兆しや異常を認識した際、ただその場で単独対応するのではなく、まず「助けを求める」ことが重要です。これは、医療現場において急変が一人で完結できる事態ではないためです。
発見者が行うべき基本行動は以下の通りです。
- 周囲への声かけや緊急ブザーで応援要請を行う
- 子どもの安全確保と観察を同時に進める
- 状況を簡潔に伝え、チーム全体の動きを促す
単独処置は危険であり、判断の遅れや処置の限界を招きます。また、急変が「確定」してから知らせるという考えは誤りで、兆候の段階でも早期共有が必要です。よって、選択肢2が適切です。
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