看護師セミナーCaring

急変を防ぐために看護師が行うべき対応として適切なのはどれですか?


  1. 急変が起きてから観察を始める
  2. 子どもが落ち着いているときは観察を省略する
  3. 異変の兆候を早期にとらえ、予防的に介入する
  4. 症状の変化は医師が見るため、看護師は記録だけを行う

回答

3: 異変の兆候を早期にとらえ、予防的に介入する

解説

急変は突然起きるものではなく、多くの場合は事前に兆候が存在しています。そのため、看護師が行うべき最も重要な役割は、この「兆候を早期に察知すること」です。早期発見は急変を未然に防ぐだけでなく、必要な支援を迅速に呼び寄せるための起点にもなります。

急変予防に必要な視点としては、子どもの行動変化、顔色、呼吸や循環状態、意識の変化などがあります。特に子どもは言語化が難しいため、観察の質が大きく結果を左右します。また、落ち着いているように見えても、それは一時的なものであり、隠れた悪化要因が進行している可能性もあります。

予防的な介入とは、異常の兆しを感じた段階で医師やチームに共有し、必要な検査や処置に繋げる行動です。選択肢3が正しいのは、急変を防ぐ上で最も本質的かつ主体的な看護の役割を表しているためです。

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