看護師セミナーCaring

けいれんを起こした子どもに対する初期対応として、最も優先されるものはどれか。


  1. すぐに経口薬を内服させる
  2. 身体を強く押さえて動きを止める
  3. 気道確保と全身状態の観察を行う
  4. 保護者に原因を詳しく聞き取る

回答

3:気道確保と全身状態の観察を行う

解説

初期対応の基本

けいれん時の最優先事項は、生命維持に直結する呼吸と循環の確保です。意識障害を伴うことが多いため、気道閉塞や誤嚥のリスクが高く、まず安全な体位を確保し、呼吸状態を観察します。

してはいけない対応

けいれん中に無理に身体を押さえたり、口の中に物を入れたりする行為は、外傷や窒息の原因となるため避ける必要があります。また、経口薬の投与も誤嚥リスクが高いため適切ではありません。

観察のポイント

けいれんの開始時刻、持続時間、全身性か部分的か、左右差の有無などを冷静に観察することが重要です。これらの情報は、その後の治療方針決定に大きく影響します。

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