熱性けいれんの特徴として、最も適切なものはどれか。
- 必ず後遺症を残す
- 高熱時に脳炎が原因で起こる
- 乳幼児期に多く、予後が良好な場合が多い
- 成人期まで治療が必要となる
回答
3:乳幼児期に多く、予後が良好な場合が多い
解説
熱性けいれんとは
熱性けいれんは、生後6か月から5歳頃までの乳幼児に多くみられ、発熱を契機に起こるけいれんです。脳に明らかな器質的異常がないことが特徴で、多くは短時間で自然に治まります。
予後と注意点
単純型熱性けいれんの場合、神経学的後遺症を残すことはほとんどなく、将来的にてんかんへ移行する可能性も低いとされています。一方で、長時間持続する場合や左右差がある場合は、慎重な評価が必要です。
家族への説明の重要性
熱性けいれんは見た目のインパクトが強く、家族の不安が非常に大きくなりやすい症状です。正しい知識をもとに、予後や再発の可能性、受診の目安を丁寧に説明することが、家族支援として重要な看護の役割となります。
関連セミナー
- 救急外来で看る、小児けいれん
- 小児のけいれんに対する正しい理解と、落ち着いた対応力を身につけるためのセミナーです。けいれんの要因や種類、熱性けいれん・てんかん・急性脳症などの特徴を整理し、観察のポイントを学びます。さらに、初期対応や使用薬剤、搬送から入院・退院までの流れを具体的に解説。家族指導や予防の視点も含め、臨床現場ですぐに活かせる実践的な内容です。