看護師セミナーCaring

小児における「けいれん」の説明として、最も適切なものはどれか。


  1. 筋肉の一部が一時的に痛む状態
  2. 脳の電気的活動の異常により起こる一過性の発作症状
  3. 高熱時に必ず起こる生理的反応
  4. 精神的ストレスのみで生じる行動変化

回答

2:脳の電気的活動の異常により起こる一過性の発作症状

解説

けいれんの本質

けいれんとは、脳内の神経細胞が過剰かつ同期的に興奮することで起こる、一過性の運動異常や意識障害を伴う発作症状を指します。小児では神経系が未熟であるため、さまざまな要因によってけいれんが起こりやすい特徴があります。

小児特有の背景

子どものけいれんは、発熱、感染症、代謝異常、脳疾患など多岐にわたる原因で生じます。必ずしもてんかんを意味するわけではなく、熱性けいれんや胃腸炎関連けいれんなど、予後良好なものも多く含まれます。

看護師に求められる視点

看護師は、けいれんを単なる症状として捉えるのではなく、その背景にある病態を推測する視点が重要です。けいれんの持続時間、左右差、意識の回復状況などを正確に観察することが、適切な診断と対応につながります。

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