アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の目的として最も適切なものはどれか。
- 延命治療の中止を決定するための手続き
- 医療者が治療方針を決めやすくするための書類
- 患者の価値観や望みを将来にわたり共有するプロセス
- 終末期にのみ行われる話し合い
回答
3:患者の価値観や望みを将来にわたり共有するプロセス
解説
ACPの本質
アドバンス・ケア・プランニングは、単なる書類作成や治療中止の決定ではありません。患者が大切にしている価値観や人生観、どのように過ごしたいかを、医療者や家族と繰り返し話し合い、共有していく継続的なプロセスです。
看護師の役割
看護師は、患者の思いを引き出し、言葉にする支援を行う重要な役割を担います。
- 患者の語りを遮らずに聴く
- 揺れ動く気持ちをそのまま受け止める
- 家族との橋渡しを行う
ACPを通じて、患者が「自分らしく生きる」ことを支えることが、終末期看護の質向上につながります。
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