倫理的問題に直面した際、最初の段階として適切な行動はどれか。
- すぐに結論を出し行動する
- もやもやした感情を無視する
- 現象の中にある違和感やもやもやを自覚する
- 上司に判断を委ねる
回答
3:現象の中にある違和感やもやもやを自覚する
解説
倫理的問題は日常の中にある
倫理的問題は特別な場面だけで生じるものではなく、日々の看護実践の中に潜んでいます。その多くは「何かおかしい」「このままでいいのだろうか」という曖昧な感覚、いわゆるもやもやとして表れます。
プロセスの第一歩
倫理的問題解決のプロセスでは、まずこのもやもやを感じ取ることが出発点となります。
- 違和感を無視しない
- 自分の感情として自覚する
- 言葉にできない状態でも立ち止まる
この段階を飛ばしてしまうと、問題が見過ごされたり、安易な対応につながったりします。看護師が自身の感情に敏感であることは、倫理的に質の高い看護を実践するために不可欠です。
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