がん性疼痛に対するレスキュー薬使用後に、看護師が評価すべき内容として最も適切なものはどれか。
- 医師の処方意図のみを確認する
- 痛みが完全に消失したかどうかだけを確認する
- 痛みの変化と日常生活への影響を含めて評価する
- 次回使用までの時間だけを記録する
回答
3:痛みの変化と日常生活への影響を含めて評価する
解説
レスキュー使用後の評価の重要性
レスキュー薬は、突出痛に対して使用される重要な治療手段です。しかし、使用した事実だけを記録するのでは十分とは言えません。重要なのは、その効果を具体的に評価し、今後の疼痛管理につなげることです。
評価すべきポイント
評価では、以下の点を総合的に確認します。
- 痛みの強さがどの程度軽減したか
- 効果が現れるまでの時間
- 効果の持続時間
- 動作や安楽さへの影響
- 眠気や悪心などの副作用の有無
これらの情報をもとに、定時薬の調整やレスキュー量の適切性を検討することが可能になります。看護師の的確なアセスメントは、緩和ケアチームへの相談や治療方針の見直しにも直結し、患者の苦痛軽減に大きく貢献します。
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