フィジカルアセスメントにおいて「異常」と判断する際の考え方として最も適切なものはどれか。
- 教科書に書かれている正常値から外れているかどうかだけを見る
- 患者の普段の状態と比較して変化があるかを重視する
- 医師が異常と言ったかどうかで判断する
- モニターアラームが鳴った時のみ異常とする
回答
2.患者の普段の状態と比較して変化があるかを重視する
解説
フィジカルアセスメントでは、数値や基準値だけでなくその患者にとっての変化を捉える視点が重要です。普段を知っている看護師だからこそ気づける「いつもと違う」が、急変の前兆となることがあります。
正常値の落とし穴
一般的な正常値内であっても、急激な変化があれば異常と考える必要があります。例えばSpO2や脈拍、呼吸数などは、経時的変化を見ることで重症化を早期に察知できます。
臨床で求められる視点
慢性疾患を持つ患者や高齢者では、もともと正常範囲から外れていることもあります。そのため「その人基準」での評価が欠かせません。
選択肢の整理
- 1は見逃しにつながります。
- 3は主体的なアセスメントではありません。
- 4は対応が遅れる危険があります。
フィジカルアセスメントは変化を捉える力が鍵となります。
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