急変場面で最初に行う一次評価(Primary Survey)の目的として最も適切なものはどれか。
- 病歴を詳しく聴取し、原因疾患を確定する
- 生命を脅かす異常を迅速に発見し、直ちに対応する
- 検査データを確認して治療方針を決定する
- 家族への説明を優先して不安を軽減する
回答
2.生命を脅かす異常を迅速に発見し、直ちに対応する
解説
一次評価(Primary Survey)は、急変対応において最も重要な初動の評価であり、その最大の目的は生命に直結する異常を短時間で見つけ、即座に介入することです。一次評価ではABCDEアプローチに基づき、診断よりも救命を優先します。
一次評価の考え方
一次評価は「何が原因か」ではなく、「今すぐ命に関わる問題があるか」を判断するための評価です。気道閉塞、呼吸不全、循環不全は短時間で致命的になるため、ここを見逃さないことが重要です。
なぜ迅速さが重要か
急変場面では数分の遅れが予後を左右します。呼吸や循環の異常を早期に発見し対応することで、心停止や不可逆的な臓器障害を防ぐことができます。
選択肢の整理
- 1は二次評価の内容です。
- 3は診断過程で行います。
- 4は重要ですが救命より優先されません。
一次評価の目的を正しく理解することが、急変対応の質を大きく左右します。
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