グラフィックモニターで異常を発見する際に重要な観察項目として最も適切なものはどれですか。
- 患者の年齢と身長
- 気道内圧やガスリークの有無、結露や喀痰の貯留
- セミナー受講者の経験年数
- 人工呼吸器のメーカー名
回答
2. 気道内圧やガスリークの有無、結露や喀痰の貯留
解説
グラフィックモニターは、人工呼吸器管理において患者の換気状態をリアルタイムに可視化し、異常の早期発見に極めて重要な役割を果たします。特に気道内圧の上昇や下降は、換気が適切に行われているかどうかの最も基本的な指標であり、気道閉塞、肺の過膨張、換気不全など、さまざまな異常の兆候を示します。また、ガスリークの有無は、気管チューブの固定不良やカフ圧の低下などにより生じる問題であり、換気が十分に行われない原因にもなるため、必ず確認すべき項目です。さらに、回路内の結露や喀痰の貯留は、換気効率を低下させるだけでなく、アラームの誤作動や呼吸抵抗の増大を引き起こす可能性があります。セミナーの構成でも、異常発見のためのグラフィックモニター解析は重要な章として扱われています。これらの項目を正確に観察し、異常に気づくことができれば、トラブル対応のスピードと精度が大幅に向上し、患者の安全を守ることにつながります。このように、気道内圧、ガスリーク、結露や喀痰はグラフィックモニターでの観察項目として欠かせない要素です。
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