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PCV(従圧式換気)の特徴として最も正しいものはどれですか。


  1. 毎回一定の換気量が送られる方式
  2. 設定した圧に到達するように換気が調整される方式
  3. 患者の自発呼吸のみで成り立つ方式
  4. グラフィックモニターを使用しない方式

回答

2. 設定した圧に到達するように換気が調整される方式

解説

PCV(従圧式換気)は、人工呼吸器管理の重要な換気方式の一つであり、設定した吸気圧に到達することを優先して換気を行う点が特徴です。この方式では、吸気時の圧を一定に保つように制御されるため、換気量(VT)は肺のコンプライアンスや気道抵抗の変化によって変動します。つまり、同じ設定圧であっても、肺が硬い状態では換気量が減り、逆にコンプライアンスが良好であれば換気量が増えるなど、患者の状態変化に敏感に反応します。これは、肺を過剰に膨らませてしまう危険性を避けたい場合や、肺保護換気戦略が求められるケースにおいて有用です。一方で、換気量が一定ではないため、分時換気量が不安定になる可能性がある点には注意が必要であり、常に患者の呼吸状態とモニター情報を十分に観察することが必要です。

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