看護師セミナーCaring

感染対策研修で使用される「標準予防策(スタンダードプリコーション)」の考え方として誤っているのは?


  1. すべての血液・体液は感染源とみなす
  2. 患者の感染症の有無に応じて対応を変える
  3. 手指衛生を基本とする
  4. 針刺し事故の防止が含まれる

回答

2. 患者の感染症の有無に応じて対応を変える

解説

標準予防策(Standard Precautions)とは、「すべての患者が感染源である可能性がある」という前提で、血液・体液・分泌物などすべてに注意する対応方法です。
つまり、「感染症と診断されていない患者」に対しても一律に同じ対応をとる必要があります。
選択肢Bのように「患者ごとに対応を変える」は、感染拡大を招く恐れがあるため誤

関連セミナー

毎日の看護につながる!〜適切な使用に向けて〜 消毒薬の基礎



執筆・監修に関してはこちら