感染対策研修で使用される「標準予防策(スタンダードプリコーション)」の考え方として誤っているのは?
- すべての血液・体液は感染源とみなす
- 患者の感染症の有無に応じて対応を変える
- 手指衛生を基本とする
- 針刺し事故の防止が含まれる
回答
2. 患者の感染症の有無に応じて対応を変える
解説
標準予防策(Standard Precautions)とは、「すべての患者が感染源である可能性がある」という前提で、血液・体液・分泌物などすべてに注意する対応方法です。
つまり、「感染症と診断されていない患者」に対しても一律に同じ対応をとる必要があります。
選択肢Bのように「患者ごとに対応を変える」は、感染拡大を招く恐れがあるため誤
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