抗酸化作用のあるビタミン類2つとは何か?
- ビタミンB1とビタミンB6
- ビタミンCとビタミンE
- ビタミンAとビタミンK
- ビタミンDとビタミンB12
回答
2. ビタミンCとビタミンE
解説
抗酸化作用を持つビタミンとして代表的なのは「ビタミンC(アスコルビン酸)」と「ビタミンE(トコフェロール)」です。抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素やフリーラジカルを除去し、細胞や組織の酸化ストレスによる損傷を防ぐ働きのことです。酸化ストレスは老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病の原因となるため、抗酸化物質の摂取は健康維持に重要です。
ビタミンCの特徴
水溶性ビタミンであり、強力な還元作用を持ちます。活性酸素を直接消去するほか、ビタミンEの酸化型を還元して再利用可能にする働きもあります。果物や野菜に多く含まれ、免疫機能の維持やコラーゲン合成にも関与します。
ビタミンEの特徴
脂溶性ビタミンで、細胞膜の脂質部分に存在し、脂質の過酸化を防ぎます。これにより細胞膜の安定性を保ち、動脈硬化や老化の予防に寄与します。植物油、ナッツ類、緑黄色野菜などに豊富です。
他の選択肢との比較
1のビタミンB群は主に代謝に関与し、抗酸化作用はほとんどありません。3のビタミンAは抗酸化作用を持つカロテノイドに関連しますが、ビタミンKは血液凝固に関与し抗酸化作用はありません。4のビタミンDとB12は骨代謝や造血に関与しますが、抗酸化作用はありません。
まとめ
抗酸化作用を持つビタミンとして最も重要なのはビタミンCとビタミンEであり、両者は相互に作用して酸化ストレスから体を守ります。バランスの取れた食事でこれらを摂取することが、健康維持や疾患予防に不可欠です。
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