意思決定支援に向けたコミュニケーション患者さんの「らしさ」をケアに活かす

昨今重要視されている「意思決定支援」についてAD (Advance Directive)、SDM(Shared Decision Making)、ACP(Advance Care Planning)までの流れを確認しながら、意思決定支援における最も重要な要素であるコミュニケーションについて解説します。コミュニケーションの役割と効果について振り返り、普段何気なく行っているコミュニケーションの本質を理解します。また、コミュニケーションを苦手とする方には、明日からのコミュニケーションに少しでも役立つ考え方が得られるように解説と事例紹介を行います。
セミナーの目標
- ADからACPまでの流れと考え方について理解できる
- コミュニケーションの質を向上させるために必要な要素を理解できる
- 意思決定支援において必要なケアについて考えることができる
セミナーの内容
- 意思決定支援のながれ(リビングウィルからACP)
- がん患者さんの意思決定
- 終末期にむけた話し合い
- がん患者さんの意思決定に関する流れ
- コミュニケーションの役割と効果
- コミュニケーションとは
- ナラティブ・アプローチとは
- 医療の中にある意思決定支援
- 「納得感」を⾼めるために
- 患者さんと家族に関わる時
- 患者さんの「らしさ」を知り「らしさ」をケアに活かす(事例紹介)
- 事例
- ⾝近なNSだからこそできること
講師
正保 智恵美
杏林学園 杏林大学医学部付属病院
がん性疼痛看護認定看護師
昨今重要視されている「意思決定支援」ですが、難しそう、何をすればいいのか?どうやったらうまくいくのか・・・など悩むことも多いのではないでしょうか。 コロナにより人と人との関わりが減り、病院でも患者と家族に関わることが激減し、患者・家族を捉えることが難しくなったように感じます。意思決定支援において最も重要な要素である、コミュニケーションについて学びを深め、日々何気なく行っているコミュニケーションをさらに発展させるヒントを解説致します。患者さん・家族の「らしい」選択のためにできることを一緒に考えてみませんか?
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