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意思決定支援に向けたコミュニケーション 〜患者さんの「らしさ」をケアに活かす〜

昨今重要視されている「意思決定支援」についてADからACPまでの流れを確認しながら、意思決定支援における最も重要な要素であるコミュニケーションについて解説します。コミュニケーションの役割と効果について振り返り、普段何気なく行っているコミュニケーションに意味づけをすること。また、コミュニケーションを苦手とする方には、明日からのコミュニケーションに少しでも役立つ考え方が得られるように解説と事例紹介を行います。

研修目標
・ADからACPまでの流れと考え方について理解できる
・コミュニケーションの質を向上させるために必要な要素を理解できる
・意思決定支援において必要なケアについて考えることができる

研修内容
第一部 
1.意思決定支援のながれ〜リビングウィルからACP〜
2.終末期にむけた話し合い
3.リビング・ウィル
4.-患者中心の医療の始まり
5.-生前の意思
6.無意識の誘導
7.意思決定を支えるために
8.症例①

第二部
1.コミュニケーションの効果と役割
2.看護師と患者とのコミュニケーション
3.ナラティブアプローチ
4.ナラティブアプローチの例
5.理解することよりも理解者になること
6.看護師のコミュニケーションにおける傾向
7.症例②
8.患者さん家族の感情に寄り添うために
9.症例③

第三部
1.医療の中にある意思決定支援
2.「納得感」を高めるポイント
3.「今ではない」人に先を見越した準備をするために
4.情報共有の注意点
5.医療者にもある心理的バイアス
6.患者さんと医療者の目線の違い

第四部
1. 患者さんの「らしさ」を知り「らしさ」をケアに活かす
2. 症例④
3. 症例⑤
4. 症例⑥
5. 症例⑦
6. 症例⑧
7. 正解だったと確信するために
8. まとめ

講師よりメッセージ
昨今重要視されている「意思決定支援」ですが、難しそう、何をすればいいのか?どうやったらうまくいくのか・・・など悩むことも多いのではないでしょうか。コロナにより人と人との関わりが減り、病院でも患者と家族に関わることが激減し、患者・家族を捉えることが難しくなったように感じます。意思決定支援において最も重要な要素である、コミュニケーションについて学びを深め、日々何気なく行っているコミュニケーションをさらに発展させるヒントを解説致します。患者さん・家族の「らしい」選択のためにできることを一緒に考えてみませんか?

開催日 2025年2月21日(金)
PM 2:00~PM 6:00
会場 弊社Web上
応募締切 2025年2月20日(木)
参加費 ¥8,800(税込)

講師プロフィール

正保 智恵美

所属:学校法人 杏林学園 杏林大学医学部付属病院

資格:がん性疼痛看護認定看護師

略歴:
2003年 杏林大学医学部付属病院入職(血液・循環器内科病棟)
2009年 神奈川県立保健福祉大学 実践教育センター がん患者支援課程入学・卒業
2010年 がん性疼痛看護認定看護師 取得
2013年~現職 杏林大学医学部付属病院緩和ケアチーム専従