訪問看護師のためのフィジカルアセスメントエッセンシャル版

訪問先でめまいや胸痛、腹痛など突然の状態変化に遭遇することも少なくないのではないでしょうか?多彩な医療機器や検査がある病院の環境とは違い、訪問先での状態変化では、十分な環境は整っていないことがほとんどで、訪問した看護師の観察した身体症状からアセスメントし、判断することが求められます。そんな限られた環境の中で適切な対応ができるために必要となるものがフィジカルアセスメント。
何をどのように観察すれば良いか。緊急性が高いか?重症か?医師がどのような情報を求めているかなど、訪問先で強い味方になってくれるフィジカルアセスメントのポイントを解説していきます!
セミナーの目標
- 普段行っている検温(フィジカルアセスメント)の各項目の意味合いを理解することができる。
- 症状に応じたアセスメント手法を身につける。
- アセスメントの結果からから対応や状態の変化、急変予測がたてられるようになる。
セミナーの内容
- フィジカルアセスメントの基本
- 臨床推論とは
- ショックについて
- 聴性打診について
- 頭痛・胸痛・腹痛のアセスメント
- 疼痛の基本
- 頭痛のアセスメント
- 胸痛のアセスメント
- 腹痛のアセスメント
- 意識障害・発熱のアセスメント
- 意識障害のアセスメント
- 発熱のアセスメント
- めまい・痺れ・麻痺のアセスメント
- めまいのアセスメント
- 痺れのアセスメント
- 麻痺のアセスメント
講師
佐藤 文俊
ケアプロ株式会社在宅医療事業部
診療看護師
訪問看護では、自己研鑽をするうえで、「一緒に学ぶ仲間がいない」「知見が共有されにくい」「教えてくれる人がいなくて心細い」がよく問題になります。 訪問看護師は、訪問先で状態変化があった際に、迅速に観察・アセスメントし、適切に対処する対応力、いわゆる臨床推論のスキルが求められますが、それらは独学で学ぶには極めて困難です。 にもかかわらず、それらを学べる環境はまだ十分に整っているとは言えません。 今後より一層、医療依存度の高い方、状態が十分に安定していない方も病院ではなく在宅療養をしていくことになるため、それらに十分に対応できるスキルをもった看護師が必要とされます。 今回の勉強会で、フィジカルアセスメントの重要部分を学習し、自信をもって現場対応できるよう、一緒に勉強しましょう。
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