暴力を予防する看護ケア~怒りをアセスメントする3つのポイント~
病院から在宅まで、医療現場において暴力の現場に遭遇した看護師さんは多いのではないでしょうか。
暴力の要因を理解し予防することができれば、安心・安全な環境で質の高い看護が提供できます。
今回のセミナーでは暴力の発生しやすいタイミングから、加害者・被害者の特徴を理解した上で、アセスメントのポイントを分かりやすく解説し、暴力を予防する方法・看護ケアをお伝えします。
研修目標
1.怒り・暴力のメカニズムを理解し、アセスメントすることができる。
2.暴力の防止方法を理解し、看護実践に活かすことができる。
研修内容
第一部
1. はじめに
2. 暴力の基礎知識
3. 暴力の起こりやすい時間帯を考える
第二部
1. リスクアセスメント
2. 暴力の標的にならないためには?
3. DESC法を使う
第三部
1. 暴力へのケアの組み立て方
2. ケア実践のセルフチェック
3. ディエスカレーションについて
第四部
1. ディエスカレーションについて
2. 怒りの性質と対症療法
3. まとめ
開催日 |
2024年12月19日(木) PM 2:00~PM 6:00 |
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会場 | 弊社Web上 |
応募締切 | 2024年12月18日(水) |
参加費 | ¥8,800(税込) |
講師プロフィール
所属:昭和大学附属烏山病院
資格:精神看護専門看護師
経歴:
・2003年 積善会日向台病院 入職
・2004年 ハートフル川崎病院 入職
・2009年 昭和大学附属烏山病院 入職
・2019年 東京女子医科大学大学院 看護学研究科 博士前期課程 修了
・2019年 精神看護専門看護師 取得
講師より
精神科領域の看護でのアセスメントは、採血や心電図といった数値や視覚によるデータを用いることが少ないため、「言葉で説明するのが難しい・記録に残すのが大変」というお声をよく耳にします。
ですが、あなたが患者さんのそばで見たり聞いたり感じたりした「雰囲気・表情・言葉」によって、その場面を聴診し触診し、視診しています。
ありのままに感じたり見たりした現象から、患者さんのニーズやケアのヒントを発見できるようなアセスメントのお手伝いができればと思っています。