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変わるアディクション看護~アルコール依存症を中心に~

昨今、アルコールや薬物、ギャンブル、ゲーム依存などメディアでも取り上げられ、注目されています。しかし、言葉では知っていてもどのように接し、支援・ケアをすればいいのか悩むことも多いのではないでしょうか。また一時的にやめることはできても繰り返してしまう、言うことを聞いてくれないなんてこともあるのではないでしょうか。
今回はアルコール依存症の治療と看護ケアを中心にアディクションの理解を深め、ご本人が主体的に治療に取り組めるようにするための支援・ケアの方法を解説します。

研修目標
1.アルコール依存症の治療・看護ケアについて理解することができる。
2.アルコール依存症患者の家族ケアに関して理解することができる。

研修内容
第一部 アディクションとは
1.アディクションとは
2.ACとは
3.アルコール依存症とは

第二部 アルコール依存症の治療と看護
1.アルコール依存症専門治療について
2.離脱症状の管理・身体治療
3.薬物治療
4.心理社会的治療

第三部 家族ケアについて
1.家族の行動
2.家族への対応のポイント
3.子どものケア

第四部 変化する治療と退院支援
1.変化する治療
2.飲酒量低減薬
3.アディクション医療はつなげていく関わり
4.退院支援
5.関りのコツ

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▼下記の内容を必ずお読みの上、お申込みください。
【お申込みにあたっての注意事項】
https://caring.co.jp/record-seminar-information

開催日 2024年5月9日(木)
PM 2:00~PM 6:00
会場 弊社Web上
応募締切 2024年5月8日(水)
参加費 ¥8,800(税込)

講師プロフィール

鈴木 良平

現職:成増厚生病院東京アルコール医療総合センター 副看護師長・精神科認定看護師。
日本精神科看護協会 アルコール重度加算研修 講師・事例検討ファシリテーター。
東京都保健福祉局 措置診察調査専門員。
看護専門学校非常勤講師。

東海大学健康科学部看護学科卒。
東海大学医学部付属東京病院内科病棟勤務を経て、2002年より成増厚生病院付属東京アルコールセンターに勤務。
2009年、精神科認定看護師資格取得(薬物・アルコール依存症看護領域)。
2012年、同院精神科スーパー救急病棟勤務。
2013年よりアルコールセンターに戻り現職。
2010~2015年、日本精神科看護協会 東京都支部事務局長。

 


講師より
昨今、アルコールや薬物、ギャンブル、ゲーム依存などメディアでも多く目にします。しかし、言葉では知っていても病気として理解するのはなかなか難しいのではないでしょうか?依存症の患者様が専門医療につながることが出来ているのは2割前後ともいわれており、我々看護者は一般の救急外来や外科、内科で出会うことが多いかと思います。しかし、病識がない、何度も繰り返す、言うことを聞いてくれない・・・などなど、医療者でもなかなか病気には見えず依存症に対するイメージはあまり良くないのが現状です。
私たち看護者は当事者・家族に一番身近に関わる職種です。その私たちが専門知識を持つことで、当事者・家族がより健康的な選択が出来るような援助が出来るかもしれません。今回はアルコール依存症治療と看護ケアを中心にアディクションの理解を深め、実際の臨床現場で活用して頂ける研修にしたいと思います。