周術期に関わる看護師必見! 術後を見据えた 患者術前評価
安全な「手術」「看護」を提供するには、適切な術前評価から術中・術後に起こりうる頻度の高い合併症について予測し、事前に対策を計画しておくことが大切です。術前において、ベッドサイドで看護師が看ておくべきポイントに関してお伝えします。
研修目標
1.術前評価により術中・術後の予測ができることを理解することができる。
2.術前評価に必要なポイントを理解することができる。
研修内容
第一部 術後を見据えた周術期管理、ERAS
1.ERASとは?
2.ERASって良くなる証拠あるの?
3.ERASのプロトコール
-全身状態適正化
-禁酒・禁煙
-術前カウンセリング(術前教育)
-嘔気予防
-浣腸しない
-絶飲食時間を短く
-術後の適切な疼痛管理
-小切開手術
-低体温の回避
-適正な輸液量を投与
-血糖コントロール
第二部 術前の患者全身評価
1.意外に知らないASA-PS分類
2.術前評価
-気道系
-術前評価 呼吸器系
-術前評価 循環器系
-脳神経系
-内分泌、肝臓、腎臓など
開催日 |
2024年12月16日(月) PM 2:00~PM 6:00 |
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会場 | 弊社WEB上 |
応募締切 | 2024年12月15日(日) |
参加費 | ¥8,800(税込) |
講師プロフィール
所属:
・聖路加国際病院麻酔科周麻酔期看護師 チーフ
・奈良県立医科大学大学院周麻酔期看護学 非常勤講師
・一般社団法人 日本周麻酔期看護医学会 理事
資格:周麻酔期看護師 、特定行為研修修了(術中麻酔管理)
略歴:
2006年 聖路加看護大学卒業
2006年 聖路加国際病院手術室配属
2012年 聖路加看護大学大学院周麻酔期看護学修了
2012年 聖路加国際病院麻酔科配属、周麻酔期看護師として活動開始
2018年 東京女子医科大学大学院医学研究科入学、外科系麻酔科学専攻
2022年 東京女子医科大学大学院医学研究科外科系麻酔科学修了(博士)
講師より
麻酔に関わる知識は、手術麻酔に限らず、術後病棟での疼痛管理、術前外来での全身評価、無痛分娩や鎮静下の外来処置など院内全域での看護業務に生かされます。
私は日々麻酔科医と共に麻酔に関わる安全と質の向上を目指して臨床業務を行っています。このセミナーを通して、皆さんの臨床の中での気づきや新たな視点の獲得に繋がり、一人でも多くの患者さんの安全や安楽に繋がってくれたら本望です。