10月13日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容 赤痢アメーバ症の感染経路は?
解答 経口感染
解説  

感染者の糞便に排泄されるシスト(嚢子)、汚染された水や飲食物、性的接触などで感染を引き起こす。

発生頻度について、日本での発症数は2000年以降増加傾向が続いた後、2015年以降でやや減少に転じたが、年間800件程度の発症が報告されている

潜伏期間は通常2-4週間であるが、数か月-数年に及ぶこともある。

感染者のうち5-10%が発症し、主要症状はイチゴゼリー状の粘血便、下痢、テネスムス、排便時の下腹部痛、体重減少であり、発熱は比較的少ない。

数日から数週間の間隔で増悪緩解を繰り返すことが多いが、全身状態は保たれており、通常の社会生活を送れる場合も多い。

病変の首座は、盲腸から上行結腸、S状結腸から直腸にかけての大腸であり、時に肉芽腫様病変が形成されたり、潰瘍部が壊死性に穿孔することがある。

治療に反応した赤痢アメーバ症の予後は良好だが、重症化に関連する因子として、糖尿病、アルコール中毒、悪性腫瘍、妊娠、ステロイド投与、免疫不全状態が挙げられる。

また、潰瘍性大腸炎など他の大腸疾患と考えられ、副腎皮質ステロイド剤が投与されたり、無効な抗菌薬が投与されている症例で腸穿孔を合併して予後不良となることがある。

 

 

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