6月25日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容
抗がん薬や放射線治療により、がん細胞が短時間に大量に死滅することで起こる症候群を何というか?

解答 腫瘍崩壊症候群
解説
腫瘍崩壊症候群とは、悪性腫瘍の治療の際に抗がん剤治療や放射線療法の効果が優れており、腫瘍が急速に死滅(崩壊)するときに起きる。

核酸を始めとした分解産物が血液中に一気に大量に放出され、高リン酸血症、低カルシウム血症、高カリウム血症、高尿酸血症など様々な重篤な病態が引き起こされる。すなわち、心不全、腎不全など緊急対応をしなければ命を落とすことになる場合がある。

腫瘍崩壊症候群は治療開始後、12~24時間で発生することが多いので、特に治療後から数日は尿量が問題なく確保されているか注意を要する。可能であれば、血液中の、LDH値、Na/K/Cl/P/Caなどの電解質濃度、クレアチニン値、BUN値、尿酸値や、尿PH、心電図所見をチェックすることが必要とされている。

発症を予防するためには、十分な水分補給と尿のアルカリ化が必要で、治療中は補液をしっかりと行い利尿を保つとともに、炭酸水素ナトリウムなどのアシドーシス是正薬を投与することも重要である。

 

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