6月10日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容 眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下する病気は何か?
解答 網膜剥離
解説 網膜は光を感じてそれを伝える神経網膜と、その土台になっている網膜色素上皮の二層に分かれていて、神経網膜がその下の色素上皮から剥がれるのが網膜剥離である。神経網膜をつくる視細胞への栄養は、色素上皮を通して脈絡膜側から供給されているので、神経網膜が剥がれると栄養供給が途絶え、視細胞の機能が低下する。そのために光に対する感度も低下し、剥離部分に対応する視野が見えにくくなる。

破れたり、しわになったフィルムではまともな写真が撮れないように、網膜剥離が生じると視野や視力が障害される。大半の網膜剥離は神経網膜に裂孔ができて起こるので、裂孔原性網膜剥離と呼ばれる。それに対して孔を伴わない網膜剥離もあり、非裂孔原性網膜剥離という。

非裂孔原性網膜剥離は、眼球内にできた腫瘍や炎症が原因のもの、あるいは高血圧や糖尿病などが原因で生じるものなど、なにか別の疾患に続発して起きることが多く、治療するには、腫瘍や糖尿病などの原疾患を治すことが重要となる。

 

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