5月15日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容 成人の1日あたり唾液分泌量は?
解答 1.0~1.5リットル
解説
唾液は口腔内にある唾液腺から分泌されている。【粘膜保護・潤滑】
唾液が歯や口内粘膜を覆うことで、細菌による刺激や感染、歯の摩耗・脱灰を防ぐ。また、潤いによって舌や喉の動きがなめらかになり、食事や会話がスムーズになる。

【自浄】
1日1リットル以上も分泌される唾液は、口内細菌や食べ物のカスを洗い流す役割も担っている。この自浄作用や洗浄作用は、とくに食事中の咀嚼行為によって活発に行われる。

【水分平衡】
乾燥すると細菌が繁殖しやすくなったり、感染や刺激を受けやすくなったりするため、ある程度の潤いが必要であり、唾液の分泌は口内の水分量を調節する役割がある。

【緩衝】
唾液に含まれる炭酸・重炭酸・リン酸などの成分は、口内のpHバランスが酸性・アルカリ性のどちらかに傾かないよう、調節している。細菌は口内の食べカスなどで繁殖するが、分解時に有毒ガスや酸を発生させ、脱灰を起こし、虫歯の初期症状にもなる。しかし唾液が口内のpHバランスを整えることで、歯の脱灰を防いでいる。

【抗菌】
リゾチーム、ペルオキシダーゼ、免疫グロブリン、ラクトフェリンなどを含む唾液は、口内に侵入した細菌の活動を抑えている。

【消化】
唾液中に含まれる消化酵素アミラーゼは、デンプンと反応して麦芽糖へ分解する。咀嚼によって食べ物と混ざり消化を助けている。

【再石灰化】
カルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンを含む唾液は、食事によって一時的な脱灰状態となった歯のエナメル質の再石灰化を促している。正常な再石灰化が起こることで、脱灰状態の進行を防ぎ、虫歯リスクを軽減している。

 

関連セミナーはこちら

 

 

クイズの執筆・監修について

執筆・監修に関してはこちら

 

 

 


 

CaringのSNS公式アカウントで、研修会や医療に関わるNewsなどの情報を公開中。