クイズ内容 | 飲み込んだ後にむせる嚥下障害のある患者の食事の適切なトロミ材の量は? |
解答 | 100mlに対して小さじ1杯半:中度トロミ(とんかつソース状) |
解説 | ①100mlに対して小さじ1杯が軽度トロミ(ポタージュ状) 適応する対象は、飲み込んですぐにむせる(嚥下反射開始期)人になる。嚥下のタイミングのずれに問題があり、咽頭の通過を調整してあげることでタイミング合わせ、誤嚥の予防をする。 ②100mlに対して小さじ1杯半が中度トロミ(とんかつソース状) ③100mlに対して小さじ2杯が強度トロミ(ケチャプ状) ※一回に口に入れる量によっても変化するが、デザートスプーン(柄から全体が18㎝程度の、日本やアジアでは食事をする際のメインのサイズになっているもの)で摂取できる程度が望ましい。過剰なトロミやダマは誤嚥のリスクを高めるため少量ずつ溶かし、ダマができないようにして適切な粘度に調整する必要がある。 |
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