12月22日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容
飲み込んだ後にむせる嚥下障害のある患者の食事の適切なトロミ材の量は?
 
解答
100mlに対して小さじ1杯半:中度トロミ(とんかつソース状)
解説
①100mlに対して小さじ1杯が軽度トロミ(ポタージュ状)
適応する対象は、飲み込んですぐにむせる(嚥下反射開始期)人になる。嚥下のタイミングのずれに問題があり、咽頭の通過を調整してあげることでタイミング合わせ、誤嚥の予防をする。②100mlに対して小さじ1杯半が中度トロミ(とんかつソース状)
適応する対象は、飲み込んだ後(嚥下反射終了時)に誤嚥する人になる。通常は閉じている輪状咽頭筋(食道の入り口)が緩み、食塊が食道の方へ送られますが、輪状咽頭筋の弛緩不全・嚥下運動の減弱などにより、咽頭腔に食塊が残留することでむせる。トロミで水分の流入速度を調節することで予防する。

③100mlに対して小さじ2杯が強度トロミ(ケチャプ状)
適応する対象は、嚥下反射が起こる前または、嚥下反射が起こらずに誤嚥(飲み込む前)する人になる。嚥下する前に食塊が垂れ込むためにむせるためトロミを強くする。

※一回に口に入れる量によっても変化するが、デザートスプーン(柄から全体が18㎝程度の、日本やアジアでは食事をする際のメインのサイズになっているもの)で摂取できる程度が望ましい。過剰なトロミやダマは誤嚥のリスクを高めるため少量ずつ溶かし、ダマができないようにして適切な粘度に調整する必要がある。

 

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