12月17日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容 シスプラチンの特徴的な副作用は何か?
解答 腎障害
解説
シスプラチンの腎毒性の機序として、静脈内に投与されたシスプラチンが糸球体からろ過された後に近位尿細管へ蓄積し近位尿細管細胞を障害すると想定されている。

静脈内に投与されたシスプラチンは速やかに蛋白と結合し糸球体でろ過されないが、一部の蛋白と結合しない遊離型シスプラチンは糸球体でろ過され、約2時間をかけて体内から排出される。24時間持続点滴静注(80 mg/body)でも、遊離型シスプラチンの濃度は、投与終了時にピークに達し、投与終了後2時間で測定限界まで低下した。そのため、投与直後から約2時間において急性の腎障害が生じうると考えられている。

腎障害のその他の一因として,シスプラチンによる消化器毒性(悪心・嘔吐)に伴う経口補液量の著しい低下、循環血漿量の低下といった要素も挙げられる。

 

関連セミナーはこちら

 

 

 

クイズの執筆・監修について

執筆・監修に関してはこちら

 

 

 


 

CaringのSNS公式アカウントで、研修会や医療に関わるNewsなどの情報を公開中。