12月10日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容 第2色覚異常の原因は何か?
解答 伴性劣性遺伝
解説
人間の網膜は、赤・緑・青の3色を感じる能力があって、その刺激の強さにより色々な色を認識できる。色覚異常とは一般に赤緑色覚異常といわれるが、緑色や赤色を識別することができない病気で、遺伝による先天色覚異常と視覚系の障害によって生じた眼疾患に伴う後天色覚異常がある。
灰色と赤の区別がしにくいものを第1色覚異常、灰色と緑の区別がしにくいものを第2色覚異常、その他青と黄を混同する青黄異常の第3色覚異常がある。

人間の性を決定する性染色体には、X、Yの二つがあって、男性はXY、女性はXXの組合せになっている。色覚異常の遺伝子はX染色体にあり、劣性遺伝するので、男性の場合はその染色体に色覚異常の遺伝子があれば発病する。女性の場合はX染色体が2個あるので、その両方に色覚異常の遺伝子がある場合に限り色覚異常となり、1個のX染色体にのみ遺伝子がある場合には発病はしないが保因者にはなる。

色覚異常の遺伝の形式には、次の5つがある。
・父親が正常、母親が保因者
・父親が色覚異常、母親が正常
・父親が色覚異常、母親が保因者
・父親が正常、母親が色覚異常
・父親、母親ともに色覚異常

このうちもっとも多いのは1のケースで、父親が正常で母親が保因者である場合で、生まれてくる男性の約半数は色覚異常になり、女性の約半数が保因者となる可能性がある。したがって、日本では男性の全人口の約5%、女性の全人口の約0.4%に色覚異常者がいるといわれている。

 

 

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