DESIGN-R®評価において、創部の「R」が示す評価項目として最も適切なものはどれか。
- 滲出液の量
- 肉芽組織の状態
- 創縁の状態
- 壊死組織の有無
回答
3. 創縁の状態
解説
DESIGN-R®は褥瘡の状態を多面的に評価するための指標であり、それぞれのアルファベットには明確な意味が割り当てられています。Rは「Re-epithelialization(上皮化・創縁)」を意味し、創縁がどのような状態にあるかを評価する項目です。具体的には、創縁が滑らかか、肥厚しているか、ロール状になっていないか、上皮化が進行しているかといった点を観察します。
滲出液の量はE、肉芽組織の状態はG、壊死組織の有無はNに該当します。これらを混同しやすいため、注意しましょう。
R評価が重要な理由
- 創の治癒過程が順調かどうかを判断できる
- 慢性化や治癒遅延の兆候を早期に捉えられる
- ドレッシング材やケア方法見直しの根拠になる
DESIGN-R®は単なるスコア付けではなく、経時的な変化を追うことでケアの質を高めるツールです。その中でもRは治癒の最終段階に関わる重要な評価項目であり、正確な理解が求められます。
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