看護師セミナーCaring

褥瘡を体系的に評価する目的で、創の状態を段階的に判定しケア計画に反映するために用いられるものとして最も適切なのはどれですか。


  1. DESIGN-R®
  2. Sss

  3. 2022年診療報酬改定
  4. ポジショニング
  5. 栄養管理

回答

1. DESIGN-R®

解説

なぜDESIGN-R®が正解か

DESIGN-R®は、褥瘡の創状態を構造化して評価し、重症度の把握と経時的な変化の追跡を可能にする評価ツールです。評価を定量化することで、現状の把握だけでなく、介入の優先順位づけやケアプランの立案、実施後の効果判定まで一貫したマネジメントに活用できます。褥瘡ケアの章立てでは「褥瘡を評価するには」「DESIGN-R®」が並列で示されており、評価の中心的手段として位置づけられていることが読み取れます。

他の選択肢が不適切な理由

  • 2022年診療報酬改定:制度・算定の要件に関する変更点の学習対象であり、創の重症度をスコア化する「評価ツール」そのものではありません。
  • ポジショニング:体圧分散や剪断・摩擦の軽減を目的とする「予防・介入」の手段で、評価ツールではありません。
  • 栄養管理:創傷治癒の基盤を支える全身管理の柱ですが、「評価」ではなく「介入」です。

評価と介入を峻別し、評価結果に基づいて体圧管理・スキンケア・栄養などの介入を適時に組み合わせることが褥瘡マネジメントの要点です。

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