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頭蓋内圧の正常値は?


  1. 5〜15 mmHg
  2. 0〜5 mmHg
  3. 15〜25 mmHg
  4. 20〜30 mmHg

回答

1. 5〜15 mmHg

解説

頭蓋内圧(Intracranial Pressure, ICP)の正常値は、成人の仰臥位状態で 5〜15 mmHg とされています。これは脳実質、髄液、血液の3要素がMonro–Kellieの法則でバランスを保ち、この範囲内で脳内の圧力が安定するからです。

なぜこの範囲か?

ICPが 15 mmHg を超えると「軽度頭蓋内圧亢進」とされ、そのまま 20 mmHg を超えると臨床的に治療が必要なレベルとされます。成人では 20 mmHg を超えた状態が続く場合、脳灌流圧(CPP)の低下による虚血リスクが高まり、危険な状態と判断されます。
正常値範囲を維持することは、脳血流や代謝機能を安定させ、酸素や栄養の供給を確保するために重要です。

例えばどんな状況で変動する?

咳やくしゃみでは瞬間的にICPが上がることがありますが、正常な代償機構(髄液の移動や静脈血の排出)によりすぐ戻ります。一方、腫瘍や出血、水頭症など病的な要因がある場合はこの代償が効かずICPが持続的に上昇し、意識障害・嘔吐・頭痛・うっ血乳頭など症状を引き起こします。

成人における頭蓋内圧の正常値は「5~15 mmHg」で、15 mmHg超で軽度亢進、20 mmHg以上が臨床対応の目安となります。ICPの上昇は脳灌流圧低下を招き、ヘルニアなど致命的リスクを引き起こすため、モニタリングと管理が重要です。


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