看護師セミナーCaring

BCAAと言われるアミノ酸は何か?


  1. バリン(Valine)
  2. ロイシン(Leucine)
  3. イソロイシン(Isoleucine)
  4. トレオニン(Threonine)

回答

1. バリン、2. ロイシン、3. イソロイシン(これら3つがBCAA)

解説

BCAAとは「Branched Chain Amino Acids(分岐鎖アミノ酸)」の略で、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類の必須アミノ酸を指します。これらは分子構造に分岐した側鎖を持つことから「分岐鎖」と呼ばれています。BCAAは体内で合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。

BCAAは筋肉に多く存在し、エネルギー代謝や筋タンパク質の合成に重要な役割を果たします。特にロイシンは筋タンパク質合成を促進するシグナルを活性化し、筋肉の維持や回復に寄与します。バリンとイソロイシンはエネルギー源として利用され、運動時の疲労軽減にも関係します。これらの作用から、BCAAはスポーツ栄養や臨床栄養の分野で注目されています。

臨床的には、肝疾患や低栄養状態の患者に対してBCAAを補給することで、筋肉量の維持や代謝改善を図ることがあります。また、長時間の運動やストレス下ではBCAAの消費が増えるため、補給がパフォーマンス維持に役立つとされています。看護師は、BCAAの役割を理解し、栄養管理や患者指導に活用することが重要です。

関連セミナー

ここが栄養管理のキモ! やさしく学ぶ栄養学
栄養療法の実践ポイントを整理し、現場でよくある疑問やトラブルへの対応策を理解する。
看護に活かせる 栄養・水分管理のポイント
水分の体内分布や電解質輸液の仕組みを整理し、脱水時の身体所見やデータの見方をわかりやすく解説。
苦手克服!! 見るべき栄養管理のポイント 〜在宅・訪問看護を中心に〜
栄養の基本から投与経路の選択、サルコペニアやCKDなどの疾患に応じた対応まで、現場で役立つ知識をわかりやすく解説。

執筆・監修に関してはこちら