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麻酔のエキスパート看護師が伝える!術後疼痛管理の考え方

病棟での術後疼痛管理について、麻酔看護の専門家である周麻酔期看護師が解説します。術後疼痛管理の基本的な考え方、薬の基礎知識(作用、副作用、PCAは)、術後痛のアセスメント(部位や性質、評価方法など)、麻酔・鎮痛方法各種(手術室から病棟へ、病棟での鎮痛は?)、術後疼痛評価と看護師の役割、術式と術後鎮痛方法の具体例、術後疼痛管理サービスについて、初心者にも分かりやすく説明していきます。

研修内容
第一部 術後疼痛管理の基礎知識
1.術後管理は術前から始まっている:ERASの考え方
2.薬の基礎知識
3.術後痛のアセスメント
4.麻酔・鎮痛方法各種
・全身麻酔
・脊髄くも膜下麻酔
・硬膜外麻酔
・末梢神経ブロック

第二部 術後疼痛評価と看護師の役割
・患者自己調整鎮痛法(PCA)
1.術後疼痛評価と看護師の役割
・術後痛の予測因子
・病棟での術前看護の重要性
・患者教育:患者参加型の疼痛管理へ
2.症例を通して合併症に備える
・症例1
・症例2
・症例3
・症例4
・症例5

第三部 術後疼痛管理の応用編
1.膝人工関節置換術
2.帝王切開
3.開腹手術:上腹部
4.小開腹手術(腹腔鏡):上腹部
5.開腹手術:下腹部
6.腹腔鏡手術全般
7.開胸手術:小開胸
8.膝関節・股関節置換(TKA、THA)
9.その他の下肢手術
10.肩・上肢の手術
APS、術後疼痛管理加算

開催日 2025年2月21日(金)
PM 2:00~PM 6:00
会場 弊社Web上
応募締切 2025年2月20日(木)
参加費 ¥8,800(税込)

講師プロフィール

吉田 奏

所属:
・聖路加国際病院麻酔科周麻酔期看護師 チーフ
・奈良県立医科大学大学院周麻酔期看護学 非常勤講師
・一般社団法人 日本周麻酔期看護医学会 理事
資格:周麻酔期看護師、特定行為研修修了(術中麻酔管理)
略歴:
2006年 聖路加看護大学卒業
2006年 聖路加国際病院手術室配属
2012年 聖路加看護大学大学院周麻酔期看護学修了
2012年 聖路加国際病院麻酔科配属、周麻酔期看護師として活動開始
2018年 東京女子医科大学大学院医学研究科入学、外科系麻酔科学専攻
2022年 東京女子医科大学大学院医学研究科外科系麻酔科学修了(博士)


講師より
手術を行うためには大なり小なり何らかの麻酔が必要になります。手術室では全身麻酔に限らず、脊髄くも膜下麻酔や末梢神経ブロック、局所皮下浸潤麻酔などの様々な局所麻酔方法が用いられます。それぞれの麻酔の基礎的知識や、手術室での患者観察やケアのポイントを知ることで、患者さんの医療安全やいざという時の急変対応に繋げていただきたいと思っています。