7月24日 看護師カレンダークイズ 解答

 
クイズ内容 ライ症候群とは何か?
解答 ある種の急性ウイルス感染に続発する傾向のある、急性脳症と肝臓の脂肪浸潤の病型
解説
ライ症候群の原因は不明で、症例の多くはA型もしくはB型インフルエンザまたは水痘の感染に続発するようである。これらの疾病治療中にアスピリンを使用した場合、発生リスクが35倍に上昇する。この知見により、米国では1980年代中頃以来、アスピリンの使用が著しく減少しており、これに対応してライ症候群の発生率も年間数百例あった症例が約2例にまで減少している。本症候群は、ほぼ例外なく18歳未満の小児に発生する。

【症状と徴候】
この疾患の重症度には大きな幅があるが、特徴的な二相性を示す。初期のウイルス性の症状に続き、5~7日で制御不能な悪心および嘔吐、そして精神状態の突然の変化が生じる。

精神状態の変化は軽度の健忘、脱力、視覚と聴覚の変化、嗜眠から見当識障害および興奮の間欠的発現まで多様であり、以下のような形で現れる深い昏睡へと急速に進展しうる。
・進行性の無反応
・除皮質硬直および除脳硬直
・痙攣発作
・筋弛緩
・瞳孔の散大固定
・呼吸停止

【合併症】
・電解質および体液の異常
・頭蓋内圧亢進
・尿崩症
・ADH不適合分泌症候群
・低血圧
・不整脈
・出血性素因(特に消化管)
・膵炎
・呼吸機能不全
・高アンモニア血症
・誤嚥性肺炎
・体温調節不良
・鉤ヘルニアおよび死亡

 

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